白猫のお猫さんと黒猫のお黒さんは大の仲良しで、いつも一緒に行動している。お互いの毛色を羨んだ二匹は、町で毛を染め替えてもらったことで親から見分けがつかなくなり、色が落ちかけた際には病院で毛をすべて剃られる羽目になる。その後も、隣の犬のベルさんの新築の家を占領して怪我をさせたり、留守番中に大人の格好をして遊んでいたところを先生に見られて恥をかいたり、泥だらけの手であひるさんの誕生日会に参加して大慌てしたりと、持ち前の好奇心から次々と騒動を引き起こす。夏には他の動物たちに嘘をついてプールを独占しようとするが結局みんなと合流し、秋には散髪屋で意地を張ったせいで自慢のひげを切り落とされ、洋服屋の伯母さんを訪ねた際には早起きしすぎて店先で倒れ豆腐屋に助けられるなど、失敗を繰り返す。ある日、あひるさんに自分たちの新しい洋服を自慢して意地悪な態度を取り、母親から厳しく叱られる。冬になり、立派に毛並みが揃ったお猫さんたちとあひるさんたちを交えて親たちが「子供自慢会」を開こうとするが、お風呂に長く入りすぎた子供たちが全員テーブルやベッドで眠り込んでしまい、会はお流れとなる。親たちは日々心配や苦労を絶やさないものの、動物の子供たちは元気に騒動を巻き起こしながら成長していく。
役割主人公
白猫の子供。好奇心旺盛でいたずら好きであり、親友のお黒さんと共に次々と騒動を巻き起こす。
役割主人公・協力者
黒猫の子供で、お猫さんの隣人であり一番の友達。お猫さんと行動を共にし、同じようにいたずらや失敗を経験する。
役割家族・脇役
お猫さんの母親。いたずら好きの我が子に手を焼きながらも、身だしなみを整えたり心配したりと愛情深く世話を焼く。
役割協力者・脇役
鳥山夜間病院の院長。毛を染めて元に戻らなくなったお猫さんたちの毛をすべて剃り落として治療する。
役割犠牲者・脇役
お猫さんの隣に住む犬。お猫さんたちに新築の家を勝手に使われた上、鼻を引っ掻かれて怪我をする。
役割脇役
お猫さんたちの友達。お猫さんの新しい洋服を羨ましがって泣き出し、親に同じものをねだる。
役割家族・脇役
お猫さんの伯母で洋服屋を営む。一年に一度、お猫さんとお黒さんに美しい洋服を仕立ててくれる。
役割協力者・脇役
伯母さんの店の前で待ちくたびれて倒れていたお猫さんたちを見つけ、豆腐桶に入れて家まで送り届けてくれる親切な人物。
大の仲良しであり、いつも一緒にいたずらや騒動を引き起こす遊び仲間
お猫さんの母親であり、我が子を心配し愛情を注ぐ
家を勝手に占拠し、文句を言われたため鼻を引っ掻いて怪我をさせた相手
誕生日会に招待したり、洋服を羨んで泣いたりする友達
お猫さんの伯母
時代背景
近代的な生活様式を持つ擬人化された動物たちの世界
場所
動物たちが暮らす町
国
日本
- 子供の無邪気な好奇心といたずらによる失敗
- 自己中心的な行動への報いと日常の中の教訓
- 子育てにおける親の絶え間ない心配と愛情